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独立無職の宇宙に吸い込まれて死ぬ

Web制作を生業にしているので、いつでも独立の夢を抱いて生きている。

独立の夢とは、しがない会社員のお慰みだ。理不尽な圧力や実らぬ努力の無力感を感じた時に、「俺だって独立して、いつかは…」と自分をなだめる。独立した時のための勉強だと自分に言い聞かせて職務に励むのだ。輪廻転生があるインド仏教に近い。


仮に独立したらどうなるだろうか。

定期的にお金が入る仕事があるならいいが、独立してからそれを得るとなると相当厳しいだろう。収入がない中で努力を重ねる根性が試される。


独立と言えば聞こえはいいが、まとまった収入がなければ無職だ。世間は借金には寛容だが、収入がない者には厳しい。いわゆる「信用」がないとされ、アパートを借りるのにも難儀する。カードも契約できない。恋人にもふられ、家族に疎まれ、犬に追いかけられ、豆腐屋の角で頭をぶつけて死ぬ。

その時、豆腐屋の角で何を思うのだろうか。ツラくても会社に所属してみんなで愚痴を言いながら働いていた時が楽しかった…と思うだろうか。


大切なのは自分の身の程を知る事だ。夢を追うなと言うことではない。夢を含めてどこまで歩いていけるか想像しなくては死んでしまう。自分の身の丈を把握することに関しては、バカほど向き合う事を拒否するが、決して悪い事ではないと思う。我々が金持ちやエリートだと思う人間だって、もっとその上を見てホゾを噛んでいるのだ。

「レベル」は問題ではない。大切なのはQOLの向上。努力の肯定感。意思決定が自己にあること。


でもそれがないから、会社員生活にウンザリしてるんだよなァ。

会社辞めよっかな。